こんにちは、はるうなぎです。
社内の人事異動が通知され、その引き継ぎなどで慌ただしくしていたので、なかなかブログを書く気力も時間もなく気がつけば3月になっていました。すみません。
人事異動のあれやこれについてはまた後日ブログに書くとして。
本日は自動車の買い替え・乗り換えについて考えたことを記事にしたためたいと思います。
というのも、わたしが所有している愛車が5月に最初の車検を迎えるのですが、先日ディーラーの担当者から「買い替え(乗り換え)を検討しませんか」と営業連絡があったのです。
買い替えがお得だと言われたので
主に通勤用として乗っているわたしの愛車、ダイハツのキャスト。
3年前の購入時に、2回払いで契約しました。
余計な利息を払わないといけないローンを組むのがイヤだったので、全額1回キャッシュで支払う予定でしたが、値引き交渉の際の条件に分割払いを提示されたからやむなく。
分割払いとは言っても、2回払いだし分割手数料とかの負担もないので、まあそれならいいかと。
成約後に1,043,000円。
3年後の車検時に637,000円。
合計1,680,000円の愛車です。
で、電話があった時、車検の日時予約の御礼から残金についての話題になったので、支払方法とかの確認かな?とふんふん聞いていたら……
ぜひ買い替えしませんか(直球)
ですってよ。
いきなり買い替えの話がきて、「え」ってなるじゃないですか。
だって開口一番に車検の話してたのに。
買い替えをおすすめする営業担当者の話をまとめると、
支払残金より買取査定(下取)額のほうが高いので買い替えがお得ですよ!!
ということらしいです。
そうなん?(疑心)
と思ったので本当にお得なのか調べてみることにした。
どうするのが得か比較してみる
そもそもわたしは乗りつぶすつもりで現愛車を購入しました。
通勤がメイン用途とはいえ、本当に気に入ったものを慎重に選んだつもりです。(重視したのは軽自動車であることとデザイン性)
だから納車から3年が経とうとする今でも、変わらず愛着があるしなんの不満もありません。
なので買い替えるつもりは毛頭なかったけど、「お得ですよ」と言われたらとりあえず検討はしてみるわたしです。
なにがお得かを判断するにあたって大切なことは、それぞれのメリットとデメリットが何であるかをよく考えることだと思うので、それらを列挙して比較してみます。
あと、わたしはこの先も軽自動車以外は乗らない予定なので、買い替えも乗りつぶしも軽自動車を前提にしますのでご了承ください。
まず軽自動車の平均寿命についてですが、普通車に比べて短く、約12年もしくは走行距離8万キロが目安だと言われています。
車の関連部品が製造廃止となるのは10年程度とされているので、故障などなにか不具合があった時に部品を確保することが難しくなる時期に来たら、買い替えのタイミングかなと個人的に思いますけど。
乗りつぶすまで丁寧に乗ろうとしたらメンテナンス代も維持費としてかかるし、買い替えたほうがお得なのかなー?と思わないでもない。
新車に乗り換えた場合と現車を乗り続けた場合でどれくらい違うのか計算してみる。
下取査定額は80万円、新車購入代金を170万円(現車も新車も全額現金一括払い)と仮定します。
新車購入代170万円を下取査定額で相殺することになるから、
170万円-80万円=90万円
というわけで新車への乗り換え(実質負担額)には90万円かかります。
3年ごとに。
次に、新車に乗り換えずに現車を12年乗り続けた場合。
この新車購入費用170万円(実質負担90万円)はかからない代わりに、12年間の車検や修理、税金などの維持費が発生します。
ざっくり概算ですが、
▼車検費用:35万円
(算出方法:車検1回あたりの相場を7万円、13年目は受けずに買い替えるとして5回分)
▼メンテパック:26万円
(算出方法:新車時5年パック11万円+2年パック5万円を残り3回分)
▼税金:15万円
(算出方法:自動車税 約12万円、重量税 約3万円/各12年分)
▼修理・メンテ費用:20万円(予算)
(算出方法:軽微な故障の修理や損耗品の交換、コーティングなど)
これら全部を合計したら約100万円くらいでしょうか。
(ホントにざっくり勘定なので違うところもあるかもしれませんが)
それぞれ1年あたりに換算すると、
新車に乗り換え:約30万円/年
現車乗りつぶす:約9万円/年
買い替えるよりも乗りつぶすほうが支出金額的には年間あたり21万円少ないですし、最悪メンテパックに加入しなければその分の費用は浮くので、明らかな経済的メリットはありそう。
※全損事故や高額になる修理を要するケースはとりあえず考慮しません。
買い替えのメリット・デメリット
目立ったデメリットと言えば、3年ごとに購入費用がかかることくらいでしょうか。
乗りつぶしのメリット・デメリット
基本的には、買い替えの逆がメリットでありデメリットになりますね。
結局お得なのは?
それぞれにメリットとデメリットがあり、自分にとってどちらがお得なのかは個人の価値観や判断によるものが大きいと言えそうです。
買取の価値が大きいうちに買い替えを検討するのは、確かにメリットかもしれません。
自動車保険も新車割引などの恩恵があったり、3年以内に乗り換えれば車検代が不要な上、車本体の支払い以外の出費がほとんどないこともそうですね。
ただ、3年以内に買い替えて車検代を節約して高値で売却できたとしても、その売却(下取査定)額だけで新車の購入費用をすべて賄うのは難しいのではと思います。
わたしの場合は2回の分割払いなので、2回目の残額と売却(下取査定)額とを相殺することになり、余剰分で新車代を補うのでそこまでお得感は正直ないかなぁ。
はるうなぎ的意見ですが、やはり買い替えのたびに100万円前後の出費が発生することはかなり大きなデメリットです。
3年に一度とは言え、そんなお金があれば投資にまわしたいな~とか思ってしまう。
というわけで、
3年ごとに100万円単位の出費をしたくない人は乗りつぶすのがお得。
飽き性で新しいもの好き、性能や燃費の高い状態の車に乗り続けたい、という人は買い替えがお得。
が結論になるかと思います。
わたしは前者のタイプなので、せっかくおすすめしてくれたディーラーの担当者には申し訳ないですが、丁重にお断りすることにしました。
今の車は11年目か13年目の車検前に買い替えを検討すると思います!